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ヘミングウェイ Archive

12:『老人と海』

老人と海 老人と海
福田 恒存、ヘミングウェイ 他 (1966/06)
新潮社

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『老人と海』
新潮文庫
ヘミングウェイ著 福田 恒存訳
170ページ

孤独な老人サンチャゴ対、巨大マグロの戦い。
自然 対 人間。
それは、サンチャゴ対社会、サンチャゴ対サンチャゴ自身にも繋がる。

勝ち目無しとしか思えないのに、果敢に戦うおじいさん。四日間寝ずに戦うなんて、男らしい。
ずっと、海とおじいさんと大魚しか出てこないのだけど、退屈しない。
ひたすら外面描写と、おじいさんの独り言。
ほとんど精神描写がないあたりが、めずらしい。

ドキュメンタリー番組のような映像が、頭に浮かぶ。
誰かが死ぬわけでも、神様が助けてくれるわけでもない。
ヒトがいくら騒いだって、びくともせずに流れる時間や自然の壮大さを感じる事のできる物語。

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