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エドワード・リア Archive

81:『ナンセンスの絵本 』

完訳 ナンセンスの絵本 (岩波文庫)完訳 ナンセンスの絵本 (岩波文庫)
(2003/05/16)
エドワード・リア、柳瀬 尚紀 他

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a-a-b-b-aと韻を踏む5行の詩と、ほにゃほにゃの絵。
それが、ひたすら続く正にナンセンスな絵本。

英語の詩は、独特のルールーに沿って踏まれる韻が特徴で、
その技とも言える押韻を日本語訳で感じるのは、なかなか難しい。
マザーグースなど、学校で習った英詩では、味わうべき言葉の遊びが分からず、
付いていた日本語訳の詩も無理があり、つまらないという感想しか残らなかった。

しかしこの『ナンセンスの絵本』では、柳瀬尚紀氏の訳のセンスが非常に良く、純粋にナンセンスな言葉遊びとして楽しむことが出来た。
巻末の解説では、訳者の苦労を知ることができる。
特にエドワード・リア作の造語に対応するヤナセ語を考えるには、相当の苦労があったようである。

解説に載っているリアの「鳥の細密画」を見ると、それまで見てきた、ゆるゆるの絵との差に驚く。
才能豊かな人の凄さを感じる。


ぱっと開いて、ゆるい絵を見て笑って、リズミカルな言葉遊びで笑う絵本。
力を抜きたい時に読むと良さそうである。

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