Home > ケストナー

ケストナー Archive

51:『飛ぶ教室』

飛ぶ教室 飛ぶ教室
ケストナー (2006/09/07)
光文社

この商品の詳細を見る


「光文社古典新訳文庫」から出ているこの本。
タイトルは見かけたことはあるが、ケストナーについて何も知らず、興味も持っていなかった。
ケストナーのプロフィールには、


エーリヒ・ケストナー
[1899-1974] ドイツの作家。8歳から80歳までの「子ども」たちに愛され、軽快で、簡潔で、男らしく、ユーモアにみちた作品を書いた。『エミールと探偵たち』など児童物で有名だが、大人を意識した小説『ファービアン』やシニカルな詩も。「子どもの友」にして、大胆なモラリスト、そして辛辣な風刺家。(以上、引用)





と、あり、「飛ぶ教室」を読むと確かに、「「子どもの友」にして、大胆なモラリスト、そして辛辣な風刺家」という感じがする。
ただ、「男らしい」本かしら?とは思うけど。

「光文社古典新訳文庫」にすごく期待しているから、買った、と言っても過言ではない本だが、出会えてよかったと思う。

ドイツのギムナジウムの寄宿舎に暮らす、5人の男の子達の、クリスマスのお話。喧嘩あり、涙あり。
日本の「ずっこけ」シリーズみたいな印象もある。

子ども達が絶対的な信頼を寄せている「禁煙さん」や、「正義さん」という大人がいたり、いじめっ子がいたり、いじめられっ子がいたり、食いしん坊がいたり、優等生がいたり・・・
ありきたりすぎて、つまらないと感じる人もいるかもしれない。

だけど、心に優しい、
お母さんの作ってくれたスープのような、
そんな優しさを求めている人には、ぴったりだと思う。

Home > ケストナー

Search

Page Top