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ケストナー Archive
51:『飛ぶ教室』
- 2006-10-11 (Wed)
- ケストナー
![]() | 飛ぶ教室 ケストナー (2006/09/07) 光文社 この商品の詳細を見る |
「光文社古典新訳文庫」から出ているこの本。
タイトルは見かけたことはあるが、ケストナーについて何も知らず、興味も持っていなかった。
ケストナーのプロフィールには、
エーリヒ・ケストナー
[1899-1974] ドイツの作家。8歳から80歳までの「子ども」たちに愛され、軽快で、簡潔で、男らしく、ユーモアにみちた作品を書いた。『エミールと探偵たち』など児童物で有名だが、大人を意識した小説『ファービアン』やシニカルな詩も。「子どもの友」にして、大胆なモラリスト、そして辛辣な風刺家。(以上、引用)
と、あり、「飛ぶ教室」を読むと確かに、「「子どもの友」にして、大胆なモラリスト、そして辛辣な風刺家」という感じがする。
ただ、「男らしい」本かしら?とは思うけど。
「光文社古典新訳文庫」にすごく期待しているから、買った、と言っても過言ではない本だが、出会えてよかったと思う。
ドイツのギムナジウムの寄宿舎に暮らす、5人の男の子達の、クリスマスのお話。喧嘩あり、涙あり。
日本の「ずっこけ」シリーズみたいな印象もある。
子ども達が絶対的な信頼を寄せている「禁煙さん」や、「正義さん」という大人がいたり、いじめっ子がいたり、いじめられっ子がいたり、食いしん坊がいたり、優等生がいたり・・・
ありきたりすぎて、つまらないと感じる人もいるかもしれない。
だけど、心に優しい、
お母さんの作ってくれたスープのような、
そんな優しさを求めている人には、ぴったりだと思う。
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